車査定で見られるポイントは?外装・内装の修理・清掃はするべき?

車査定 ポイント
 のりすけ

のりすけ
車を売りたいと思っているんだけど、査定してもらう時に見られるポイントってあるのかなぁ?
 カナ子

カナ子
もちろん、車査定では査定士が必ず意識しているポイントはありますよ♪

車を出来るだけ高く売りたい!これは車を買取に出す時には誰でも思うことですね。車を買取に出す場合はまず、いくつかの中古車業者に見積もりをしてもらい、一番高い査定がつけてくれた業者に売る、というのが一般的な流れです。

車を売る側の立場から考えれば、少しでも高く売りたい、つまり高く査定してほしいものです。車を出来るだけ高く売りたい、ということは車を出来るだけ高く査定してほしいという話になりますよね。

中古車の査定は主に車種や年式、走行距離などの要素で決まるため、売る時点で持ち主にできる努力なんてないのでは?と考えがちです。しかし、同じ車種、年式でも人によって使い方が荒い場合と丁寧に使った場合では経年による劣化も変わってくるものです。

こういった点も査定には少なからず影響します。例えば、タバコの匂いが充満した車内であれば、その匂いを取り除くことで少なくてもマイナスの査定は防ぐことができますよね。査定をするのはあくまで中古車業者の査定士であり【人間】ですが、同じ条件でも人によって査定がブレないようにいくつかの注目するポイントがあり、ある程度マニュアル化されているのが実情です。

中古車業者が査定する際に注目するポイントをあらかじめ知っておけば、ある程度の査定アップのための努力もできますよね。と言うことで、車を買取店や下取りに出す際に、査定を出来るだけ高くするために、必ず覚えておきたいポイントを解説します。

車査定 マイナス
車の査定してもらう場合は、いかに中古車として劣化しているかどうかを見られると考えればOKです。つまり基本的に減点法です。中古車の...

車査定で見られるポイント

車査定 ポイント中古車業者は査定の際、同じ条件の車でも審査する人によって査定が大きくブレないように、また査定業務をスムーズに行えるように、査定の際に注目するポイントをある程度マニュアル化して査定を行っています。中古車業者が査定の際に注目するポイントを以下にまとめたので、ぜひ査定の前に参考にしてくださいね。

車種・年式・グレード

中古車の査定で最も重視されるのが以下の3点の要素です。

  • 車種
  • 年式
  • グレード

以上の3要素はその車の基本スペックです。これは車を買う際、新車でも中古車でも、まず希望として選ぶ点でもあるため、最も分かりやすくその車の価値を示すポイントとなりえます。

ただ、車種、年式、グレードは不変的な要素のため、中古車業者側でも完全にマニュアル化して、一覧表が作成されていると思われます。買取に出す側もこの点は査定アップの努力の余地がないため、基本的には気にする必要のない要素です。

外装・内装

中古車の良し悪しを左右するポイントは外装と内装がどれだけ劣化しているか?言い方を変えれば、外装と内装がどれだけキレイな状態か?という点が大きいです。

まず外装ですが、どの中古車業者も8段階くらいにランクを設けて評価するというやり方が一般的です。外装では、軽く凹んでいたり、傷があったりすると査定が下がります。

では、査定に出す際に凹みは治した方がいいのか?もちろん修理して凹みを無くした方が査定は上がりますが、修理代を考えると損な場合がほとんどです。中古車業者は買い取った中古車を提携している修理工場でメンテナンスするため、修理代を安くすることが出来ます。特別に修理代を安く出来る当てがない限り、予め修理に出すと差し引きで損の場合が多い、と考えるべきです。

次に内装に関してですが、こちらも外装と同じく8段階程度のランクが設けられ、マニュアル化されているのが一般的です。査定を下げてしまう代表的な要素は、タバコとペットの臭いです。

喫煙者の多くはマイカーでタバコも吸うでしょうから査定は下がります。ペットを頻繁に車に乗せているとやはりその臭いが車内に定着し、同じように査定は下がります。タバコとペットは査定を大きく下げる要因となるのです。犬や猫は内装のプラスチック部分やシートを引っ掻く可能性が高く、内装の引っ掻き傷も査定を下げます。

タバコはたくさん吸う人と控えめな人とでは臭いの強さが違ってきて、ペットも頻繁に載せる人とそうでない人ならやはり臭いの強さに差が出ます。この点で査定もある程度変わってくると思われるため、査定に出す直前は自分のできる範囲で消臭をしておくと多少は査定が有利に働くかもしれません。内装は外装と違い、トランクも含めて簡易清掃で除去できる汚れはとっておけば、査定が多少上がるということもあり得る話です。

走行距離

走行距離はその車をどれだけ使い込んだかのバロメーターになるため、査定に大きく関わるポイントです。インターネットなどで中古車情報を調べてみると、必ずと言っていいほど走行距離の情報が大きめに表示されているものです。走行距離は中古車の価値を決定する上で大きなウエイトを占めていると考えるべきです。

当然の話ですが、走行距離が長いほど査定は下がります。実際問題としてその車を愛用している際、中古車に出すことを考えて走行距離を節約しよう、という使い方をする人はほとんどいません。そのため走行距離に関して、査定アップのための努力は難しい要素といえます。

1つ注意したいのは、使用年数に対して極端に走行距離が短い場合も査定が下がる可能性があるということです。エンジンやガソリンは長期間使わないと動作不良の原因になるからです。このため、走行距離が査定に影響するのは以下の場合です。

  • 走行距離が長いほど査定は下がる
  • 走行距離が使用年数に対して極端に少ないと査定は下がる

一般的な目安では走行距離5万キロが査定を大きく下げる境目と言われているので、査定を考えるなら走行距離5万キロ直前が売りに出す頃合いのタイミングといえます。

エンジン周辺

エンジンルームは、よほど車に詳しい人でないと自分の車でもあまり見る機会がないかもしれません。たまに行うエンジンオイルの交換もガソリンスタンドのスタッフにやってもらうという人は多いのではないでしょうか。エンジンルームの状態は査定担当者が注目するポイントです。エンジンルームの状態を見ればその車が過去に事故を起こしたかどうか?などがわかります。

エンジンの音を聞けばそのエンジンの調子がわかり、エンジンの劣化具合がわかります。査定士がエンジンの音を聞いて、かなり劣化していると判断されると査定は下がってしまいます。もし、直近でエンジンをオーバーホールしていたり、エンジンだけ新調して乗せ替えていたりすれば査定士はその点に必ず気づくので、その場合には査定は上がりますよ。

エンジンは消耗品のため、劣化していればそれだけ査定は下がり、こまめにメンテナンスした跡があればその点はしっかり考慮され、査定が上がるので、この点のメンテナンスは日頃から必須ですよ。

故障がないかのチェック

事故を起こして車が損傷した場合、あまりに損傷がひどい場合は廃車にしてしまう場合もありますが、修理可能な場合は修理すれば問題なく使用できます。一度でも修理に出し、それが修復歴に該当する損害(詳細は後述)だった場合は【修復歴】のある車として認識されます。

ぶつけて凹んでいる部分を修理しておらず、凹んだままの場合は当然ですが修理した状態よりも査定は下がります。次の事故歴の項で解説しますが、どんなに修理の跡がキレイで見分けがつかなくても査定士はその点を見抜いてくる可能性が高く、過去の修復歴は査定の際に申告する義務があります。

修復歴とは外装やフレームなどの骨格部分が損傷し、修理した跡のことです。内装の修理は該当しません。修復歴に該当するのは以下を修理した場合です。

  • フレーム(サイドメンバー)
  • クロスメンバー
  • インサイドパネル
  • ピラー
  • ダッシュパネル
  • ルーフパネル
  • フロア
  • トランクフロア

エンジンの交換、ボディの塗装、バンパーの交換、ドアの交換、などは修復歴に含まれず、これらは【修理歴】と定義され、修復歴とは区別されます。

修復歴の定義は日本自動車査定協会が定めています。このため修復歴の定義は定期的に見直され、変更されていくものです。中古車査定の世界では修復歴の有無が重要視されます。

修復歴がある場合は査定の際、それを申告するのが、また中古車を販売するときはそれを告知するのが中古車販売のルールです。ただし、修復歴に該当しない損傷は修理歴と定義され、申告の義務はありません。

事故歴がないかのチェック

過去に事故を起こした車の場合、その車は事故車として扱われます。事故を起こしたら多くの場合、修理が必要になるため上記で解説した修復歴が必然的に懸念されます。しかし、事故の内容によっては修理の必要がない場合もあるため、事故車だけど修復歴は無い、というケースも稀に存在します。

自動車販売の世界では事故歴、修復歴、修理歴は以下のように定義されています。

  • 事故歴 事故、災害に遭遇した経歴のある車
  • 修復歴 ボディ、骨格部分、フレームなど、比較的大掛かりな修理をした経歴日本自動車査定協会が定義)
  • 修理歴 修復歴に定義されない、ごく軽微な修理跡やエンジンのメンテ、交換の経歴

例えば過去に接触事故を起こした場合、その部分を修理してしまえばその跡はほとんどわかりません。しかし、修復歴がある場合はその点を査定の際に報告する義務があります。

事故歴の申告は任意となっていますが、車の個別番号を確認すれば過去に事故を起こした事故車かどうか、すぐに確認できるため、査定時に尋ねられたら正直に申告するべきです。

パッと見ただけではほとんどわからないような修理の跡も、プロの査定士は、ほぼ確実に見抜いてきます。例えば全体的に経年劣化が見られる外装で、一部分だけ妙にキレイな場合はそこが修理した跡である、と見抜かれてしまうのはその典型例です。

ちなみに【日本自動車査定協会】による実態調査では、査定技術の高い査定士による事故跡の見落としは1%程度という結果だったそうです。つまり査定士は99%、修理の跡を見抜けると考えるべきです。前述で修復歴と修理歴の定義の違いを解説し、申告の義務があるのは修復歴のみと述べました。修理歴に申告の義務はありませんが、査定士は修理歴の跡も鋭く見抜き、多少は査定を左右すると思われます。

事故歴は査定士が査定する際、修復歴と併せて参考にするもので、査定の良し悪しを左右する対象としては別件です。査定の参考として重要視されるのは、実際に過去にどれだけ損傷したかを示す修復歴です。事故歴があっても修復歴が無ければ査定が大きく下がることはないと考えてOKです。

事故車とは事故を起こし、警察に通報して事故証明をした車を指します。車にはそれぞれ車体番号という個別番号があるため警察が事故証明をした車はそれが記録に残ります。中古車売買のルールとして、修復歴は申告の義務がありますが事故車かどうかの申告は任意です。

また、中古車を販売する立場でも、修復歴は告知の義務があります。修復歴の隠蔽は売る場合でも買う場合でも、契約上、事後返金の対象となります。

 のりすけ

のりすけ
車の査定だけあって、査定士さんもしっかり車の色んな部分を見るんだね。
 カナ子

カナ子
そうですね!しっかりとした査定をしないと、会社にもお客様にも損害を与えてしまいかねないので、この辺りはどこの買取店でもやっていると思いますよ♪
 のりすけ

のりすけ
査定に関係する部分はわかったけど、査定してもらう前ってちゃんと洗車しておく方がいいよね?その方が普段からちゃんと使ってるイメージも持ってくれるかなぁって。
 カナ子

カナ子
よくその質問をされるんですけど、実はそうでもないんですよ。そのあたりも説明しておきますね♪

外装・内装の清掃・洗車は余程でないかぎりしなくても問題なし!

ここまで解説したように中古車の査定は同じ条件の車で査定額にブレが出ないようにという意味も含め、かなり細かくマニュアル化されています。多くの場合は各項目でそれぞれ8段階評価のようにポイントを割り振り、トータルポイントで査定が決定されます。

プロの査定士の目利きはかなり鋭く、修復歴の隠蔽は基本的に無理であり、ルール上でも御法度です。修復歴がある場合はそれなりに査定が下がるのを覚悟しましょう。

外装部分の傷みなどは修理業車に依頼しないと修復は難しいですが、その修理代と、修理前、修理後の査定額を考えると差し引きで損となる場合が多いため、わざわざ修理する必要性は薄いです。

内装や洗車に関しても同じで、中古車業者は修理業車と提携して買い取った後の車をメンテナンスするため、余程汚れていない限りは、洗車機での水洗い程度くらいで充分です。査定前に自費でメンテナンスしても査定額の差し引きで損となる場合がほとんどなので、わざわざワックスをかけるまでしなくても問題ありません。

ただ、車内の消臭は自分で消臭グッズを購入して行っても費用がさほどかからないため、多少は査定が上がる可能性も考慮してやっておく価値はあります。費用がかからない簡易清掃くらいはやっておいて損はないかもしれない程度で、基本的に査定前に付け焼き刃でセルフメンテナンスをしても査定が大きく上がることはないと考えるべきです。

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